アメリカはフィラデルフィアに住む“りんたろう”のブログ


by ring_taro
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今日はテレビでフィラデルフィア管弦楽団のカーネギー・ホール公演を生放送でやってました。

『ドン・ファン』『四つの最後の歌』『ドン・キホーテ』のオール・リヒャルト・プログラム。

四つの最後の歌をうたった人の涙流しながらの絶唱が印象的。四曲目の出だしって何度聴いてもジーンときますね。あと、汗だくのヨーヨー・マ。

しかし、エッシェンバッハの指揮ときたら・・・。

盛りあがってくると、「どひゃ~!」って時のしぐさをし続けてる感じといったらいいでしょうか。

どひゃ~!
どひゃ~!
どひゃ~!
どひゃ~!

集中できん。
ちょっと、気にしすぎかな。
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by ring_taro | 2004-10-28 12:34 | フィラデルフィア管弦楽団

テンぱる秋

先週インフルエンザにかかったり、今週やたらとやること多いため、今すごくテンぱってます。(まあ、まっとうな人間なららくらくこなすレベルなんでしょうけど。)

聴きにいったコンサートの感想くらいはちゃんと書こうと思ったのになあ。まあ、おいおい書こう。

とりあえず、少し感想を。

22日、フィラデルフィア管:
ローバートソンという指揮者、素直でフレッシュな音楽をするので、大変聴いてて気持ちがよかった。
22日、ソニー・ロリンズ:
想像以上のヨボヨボっぷりに驚がく。でも50年代から変わらないもの、変わったもの、いろいろと知れて楽しかった。
24日、サンクト・ペテルスブルグ管:
相変わらずこのオケの音色はワン・アンド・オンリー。実演聴くごとに美しすぎて思わず気が遠くなる。

あー、いつもにまして小学生の感想みたいだ。
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by ring_taro | 2004-10-27 00:48 | ひとりごと
いろんな人といろんなコンサートに行く約束をして、いろいろチケットを買っておいたら、今日(金曜)はコンサートのダブルヘッダーであることが判明。というか、気がつかなかっただけなんですけど。

昼間はキメル・センターで、フィラデルフィア管弦楽団。
夜もキメル・センターで、ソニー・ロリンズ。

昔からスケジュール管理が苦手で、手帳なんかもちゃんと予定を書き込むのは毎年度最初の数ヶ月だけという始末なので、当然ダブルブッキングもよくやります。今回は幸い両方に行くことが可能ですが(同じホールだし)、一日ツブれちゃうなー、やる事たまってんのに。週末は遊べないな。
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by ring_taro | 2004-10-23 00:31 | ひとりごと
先日、タワーレコードでビョークの新譜『メダラ』を発見。
以前からこのジャケットは見かけていたのですが、ビョークの新譜とは気がつかなかった。

というわけでさっそく買いました。

え、発売されてもう二ヶ月近くたってるの?

日本にいたときには有料無料の音楽情報誌を読んだり、あるいはCDショップを歩いているだけでも、どんな新譜がでるのかはだいたい把握できたのですが。

ああ、ロッキン・オンを隅からスミまで熟読していた十代の自分よ。

なんか他に僕がスルーしちゃっている新譜はないかなー?おお、ブライアン・ウィルソンの『スマイル』がリリースされている。でもこれはとりあえず保留。

さっそく聴いてみました。うーん、感想を述べようとしても、文章がでてこない。無機質と有機質、冷たさと暖かさの不思議な融合。でも、ジャケットの写真のように、この音楽は彼女の一つの仮面(擬態)に過ぎないような。

ロッキン・オンとかではどのように書かれているのかな。
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by ring_taro | 2004-10-22 11:19 | 音楽全般
オペラ・カンパニー・オブ・フィラデルフィア公演 (Oct. 20, 04)
アカデミー・オブ・ミュージック

ドニゼッティ: ドン・パスクァーレ

指揮: コラッド・ロヴァリス
(歌手名等は省略)

オペラ・カンパニー・オブ・フィラデルフィアはフィラデルフィアのプロの歌劇団。年間4演目しかやらないけど。

当日券売り場で一番安い席はいくらか聞いたら、5ドルでした。5ドルて。

さすがに値段だけのことはあって四階席の一番スミ、普通に座っていたら舞台の半分ほどは見えないような場所でした。でも、開演時間が近づいていくと、周りの人はどんどん空いているいい席に移動していきます。いいのかなあと思っていたら、ホールの案内係の人が「席を移動する人は急いでくださーい」とか言いよる。公認かよ。それじゃ移ります。

ドニゼッティは『愛の妙薬』しか聴いたことがなかった(というかバンダで舞台にのったことがある)のですが、屈託のない聴いてて楽しくなる音楽ですね。かと思ったら、「人知れぬ涙」みたいなしっとりしたもの悲しい曲を挟んできたりして退屈しません。

ドン・パスクァーレも陽気で楽しくて、でも時々しんみりするようなオペラでした。でもパスクァーレさんはかわいそうっすよねー。僕が彼だったら、その後も時々は思い出してムカッときたりしそうな気がします。魅力的な歌も甥っ子のエルネストにばっか持ってかれてるし。

以上、つまんない感想ですいません。
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by ring_taro | 2004-10-22 10:55 | クラシックの演奏会
フィラデルフィア管弦楽団演奏会 (Sept. 25, 04)
キメル・センター、ボライゾン・ホール

トーマス: トレインワーク
リヒャルト・シュトラウス: ドン・キホーテ
ドヴォルザーク: 交響曲第八番

クリストフ・エッシェンバッハ: 指揮
ダニエル・ミュラー=ショット: チェロ

(しばらくはちょっと前のコンサートを書いていこうと思います。)

指揮者としてのエッシェンバッハはあまりよく知らなくて、CDも何かの協奏曲の伴奏指揮しか持っていなかったと思います。なのであまりこれといった印象はありませんでした。彼の指揮って変わってますよね。ありていに言ってしまえば不器用です。ちょっとその不器用っぷりが昔テレビで見たショルティのそれに似ています。

多分エッシェンバッハのやりたい音楽って、(誤解を恐れずにいえば)相当下品なものなのではないでしょうか。今回座った席はオーケストラの後ろ側の席(サントリー・ホールでいうところのP席)だったので、彼の指揮っぷりはよく観察できたのですが、粘れるところではとことん粘ろうとするし(ドヴォルザークでそれをやると音楽がすごくブツ切りになる)、盛り上がるところではいちいち盛り上げようとするし。

面白いのは、フィラデルフィア管がその音楽の格調の高さを必死に保とうとがんばっていたところ。特にドヴォルザークではエッシェンバッハのエゲつなさと折り合いをつけながらしっかりとした音楽をつくりあげていった様に感銘をうけました。大人なオーケストラです。以前マゼール/ニューヨーク・フィルを「愉快な共犯関係」と書きましたが、エッシェンバッハ/フィラデルフィア管はさながら「緊張感をはらんだ共同作業」といったところでしょうか。まだオーケストラ側が優位に立っているような気がしますが、今後フィラデルフィア管がエッシェンバッハ色に染まるのか、それともエッシェンバッハ政権が短命に終わるのか、注目です。

というわけで、しばらくエッシェンバッハ/フィラデルフィア管から目がはなせませんよ。
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by ring_taro | 2004-10-19 15:29 | クラシックの演奏会
ニューヨーク・フィルハーモニック演奏会 (Sept. 24, 04)
リンカーン・センター、エーブリー・フィッシャー・ホール
b0044005_13245760.jpg
メシアン: 忘れられた捧げ物
メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェン: 交響曲第七番

ロリン・マゼール: 指揮
マキシム・ヴェンゲロフ: ヴァイオリン

ちょっと前の話ですが、大学オケの先輩がニューヨークを訪れるというので、それなら一緒にコンサートを聴きにいこうということになりまして、行ってきましたニューヨークへ。ニューヨークはフィラデルフィアから一番速い電車で一時間ちょっと、一番遅いバスで二時間ちょっとくらいです。

いや、しかし、マゼールはすごいよ、普通じゃないよ。

最初は油断してました。だって、メシアンとメンデルスゾーンはまともだんったんですもん。ホールのせいもあるのかもしれませんが、ニューヨーク・フィルの沈みこむような暗い音色が印象に残りました。なんかこう、演歌のステージとかで、ステージからドライアイスがモワーっと客席に這っていくような感じの音色。

しかしそんなことで感心している場合じゃなかった。

ベートーヴェンの七番は出だしの一音からもうただものじゃない雰囲気を漂わせる。「ズゥウゥワァーァン」て。そしてそのおかしなテンションを最後まで保ちつづける。いや、ますますテンションがあがってきたぞ。第二楽章はちょっとびっくりするほど速いテンポで始まるが、そこはマゼール/ニューヨーク・フィル。細かい部分にまで表情付けはおこたらない。伸縮強弱自由自在。第三楽章は普通に演奏されると退屈な楽章なんだけど、マゼールは退屈なんかさせないよー。弦の細かーいボーイングにまで芸を仕込むよー。ガシガシ弦をこすらせといて、最後にエロいアップとかね。そんで第四楽章はもう悪ふざけ一歩手前。ホルンなんて最初はわざとダルダル吹いてるのにクライマックスでは大咆哮。あのメンデルスゾーンの渋ーい音楽はいったいどこにいってしまったのでしょうか?お客もノリノリ。

一番関心したのはマゼールが曲の隅からスミまで仕掛けを仕込んでいるのに、ニューヨーク・フィルがしっかりと対応していること。まさに愉快な共犯関係。しかも「わかる人にはわかる」っていうような奥ゆかしい仕込みかたではなくて、「はーい!実はここでちょっと面白いことしまーす!でもみんなには内緒ですよー!」って大声あげながら練り歩く感じ。つまり愉快な共犯関係は観客にまで広がるのです。そりゃ楽しいわな。

紆余曲折はあったのでしょうが、こんなおもろいことができるニューヨーク・フィルの音楽監督につくことができたマゼールはやはり幸せ者だと思うし、そんなおもろい音楽を毎週のように聴くことができるニューヨークの人も幸せだと思いました。あー、また聴きに行きたいなー。でもさすがに気軽に行ける距離ではないですよね。

ちなみにこの日はマチネーだったのですが、開演時間が午前11時という日本ではあり得ない早さ。ほぼ朝じゃん。でも客席はほぼ埋まっているのです。すごいですね。しかも、フィラデルフィアでもマチネーだとそうなのですが、お客さんはほとんどがご老人。客席一面白髪頭。まるでキャベツ畑のようでした。
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by ring_taro | 2004-10-19 13:01 | クラシックの演奏会

オルガン付き、異形の美

ケネット交響楽団演奏会 (Oct. 16, 04)
ウエスト・チェスター大学、エミリー・K・アスプランド・コンサートホール

リヒャルト・シュトラウス: ドン・ファン
マーラー: さすらう若人の歌
サン=サーンス: 交響曲第三番「オルガン付き」

メアリ・グリーン: 指揮
ランデル・スカラータ: バリトン

ケネット交響楽団はフィラデルフィア近郊チェスター・カウンティーのプロオーケストラ。アメリカは結構小さな街にもプロオケがあったりします。ウエスト・チェスターの知人を訪ねるついでに、今シーズンのオープニングコンサートに連れていってもらいました。

技術的にどれくらいのもんなんだろうなーと聴く前は思っていたのですが、とても楽しかったです。オケ全体で音を鳴らしきっているので、聴いててとても気持ちがいい。(特にドン・ファン。)

しかしプログラミングがとてもいいですね。この三曲は作曲された年が大変近いのです(ドン・ファン1888年、さすらう若人1896年、オルガン付き1886年)。リヒャルトとマーラーの関係はよく話しにのぼったりしますが、サン=サーンスの年代不詳気味な曲をこの流れのなかに置いてみると、おぼろげながら何かが見えてくるような気がしませんか?ケネット交響楽団はドイツ音楽だのフランス音楽だのと曲によって演奏を変えるようなことはしない(出来ない?)ので、そのことになんかえらく感心してしまいました。

「オルガン付き」はとにかく「異形」の音楽です。中途半端な二楽章形式、ピアノとオルガンの不思議な使い方、微妙にずらさながらグルグルめぐる旋律、それでいてクラシカルな響き。この音楽、リヒャルトとマーラーが作曲のキャリアを始めた時期につくられたものなんですね。

「オルガン付き」は美しい音楽です。ちなみに僕は大学オケでこの曲を演奏したことがあります。「さすらう若人の歌」自体はやったことはありませんが、この曲がベースになった交響曲第一番はやったことがあります。聴いててとても懐かしくなりました。

ところで「さすらう若人の歌」の「若人」は「わかと」とは読みません。それはそれで意味が通ってしまうのですが。
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by ring_taro | 2004-10-18 12:02 | クラシックの演奏会
フィラデルフィア管弦楽団演奏会 (Oct. 15, 04)
キメル・センター、ボライゾン・ホール

ドヴォルザーク: スケルツォ・カプリチオーソ
ウルマン: 交響曲第二番
ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第三番

ジェームズ・コンロン: 指揮
イェフィム・ブロンフマン: ピアノ

金曜午後2時からのコンサート。平日の昼間なのにあいかわらずよくお客が入ってます。

ビクトール・ウルマンは1944年にアウシュビッツで亡くなった作曲家。今年度のフィラデルフィア管弦楽団のコンセプトである「ドヴォルザークとその周辺」の一環だそうです。僕はこの作曲家を存じあげませんでしたが、比較的聴きやすい音楽でした。

メインはラフマニノフのピアノ協奏曲第三番。なーんか大きなお兄さんが入ってきたなーと思っていたら、それがブロンフマンだった。とにかく美しい音色、それにつきます。ラフマニノフのピアノ協奏曲って、コンサートで聴くとオケがピアノの音をかき消しちゃって欲求不満気味になることが多いのですが、ブロンフマンのピアノにそんなことは心配ゴム用。弱音もすごくきれいでした。これがアレか、“ヴィルティオーゾ”ってヤツか。

コンロン指揮のフィラデルフィア管もブロンフマンのピアノをしっかりとサポート。

幸せな午後のひと時でした。
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by ring_taro | 2004-10-16 18:03 | クラシックの演奏会
b0044005_17183168.jpgもうすぐアメリカ大統領選挙。というわけで、街も盛りあがっております。先日の大統領候補2人による3回目のテレビ討論会を、知人に誘われてパブリック・ビューイングで見てきました。場所は町の中心部から西に地下鉄で15分ほどの教会の集会所。200人ほどの人が来ていたでしょうか。

午後9時からの討論会の前には、いろいろな食べ物や飲み物がふるまわれたり、ジャズやカントリーの生演奏があったりと、ほとんどお祭り状態。討論会の最中も笑い等のリアクションありの大騒ぎ。ただ、だからといって別に彼ら彼女らが不真面目なわけではありません。彼らは大真面目です。

日本の選挙ってもっと、こう、「粛々と」やりますよね。選挙カーはうるさいですけど。日本では会う人ごとにいちいち「お前は誰を支持するんだ」なんて聞かれませんしね。そういえば僕の家族は欠かさず選挙にいってましたが、家族が誰に投票したのかなんて知りませんでした。そのことをアメリカ人に言うとすごいビックリされます。でもこれって、日本では普通のことなのかな?案外、僕の家族だけのことなのかな。

フィラデルフィアは民主党のつよい街です。パブリック・ビューイングでも、ほとんどの人がデモクラット。彼らは、ブッシュが画面に現れると苦笑、話につっかえると笑、ちょっとおかしなこと言うと爆笑。そんなこんなでニュートラルな観賞などできるはずもなく、翌日の新聞を読んでずいぶん違う印象を受けました。

ところでケリーが同性愛についての質問に答えたときにチェイニーの娘さんについて言及したのを聞いて、「こりゃあ、まずいだろー」とちょっと思いましたが、やっぱ問題になっているようですね。そりゃあ、まずいだろー。
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by ring_taro | 2004-10-16 17:49 | アメリカの政治・社会・文化